ですから、従来のカロリー計算に基づいたダイエットでは、「脂肪を控え、パン
やごはんなどの炭水化物で空腹を満たす」が、常識でした。
これもまた誤解の一つ。
何故って、炭水化物は余った分を脂肪にかえて備蓄してしまう性質を持っている
からです。
米やパンなどの炭水化物をとった場合と、脂肪をとった場合の血糖値の上がり方
を見ると、驚いたことに、血糖値は炭水化物をとった場合に急激に上がります。
すると「インシュリン」というホルモンが大量に分泌され、血糖を脂肪に変えて
どんどん貯め込み、同時に脂肪の分解をストップさせてしまいます。
そう、炭水化物って以外に危険なんです。